ハイパーレスキュー隊に憧れる

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発達障がい

私と年中だった長男が

TVで流れていたニュースの中継を固唾を飲んで見ていた日がありました。

新潟県中越沖地震でハイパーレスキュー隊が

被災された方を救出している映像でした。

その日から、もともと乗り物好きだった長男が

さらに消防車などの乗り物に夢中になりました。

 そして、N HKのプロフェッショナル仕事の流儀でハイパーレスキュー隊の方が

出ている番組を観たことで、ハイパーレスキュー隊に強い憧れを抱くようになりました。

もともと乗り物に強い興味を持っていて、乗り物の図鑑は隅から隅まで読み、

車体の名前や識別番号まで事細かに記憶していました。

その才能は勉強にいかせないのか、、、と思ったことは何度もありましたが、、、、😅

肝心なこれ、覚えておこうよということは全く記憶に残らないのです。

自分が興味を持ったことはどこまでも細部に渡り記憶しているのです。

好きなことについては、まるで説明書を読んでいるかのように流暢に話せるのです。

小学校では忘れ物をしたことがない日はありません。

これ、発達の方のあるあるではないかと思います。

興味あることは100%、興味ないことは0%って感じです。

なので、興味を持ったその日からハイパーレスキュー隊とはなんぞやと

興味が全集中するのです。

小学校4年生の半分成人式では、「将来は中越沖地震で活躍したハイパーレスキュー隊に

なりたいです!」と発表していました。

本当、これ!と思ったら、一筋なところがほんとに長男らしいです。

本当にハイパーレスキュー隊になれるとか、なれないとか関係ないんです。

はたから見たら、忘れ物はするし、宿題もろくにできないのに、

何がハイパーレスキュー隊になりたいだよ、って言われそうですが、

災害現場の中継を見て、感動した息子の純粋なその気持ちに賛同したくて

じゃあ、その前に忘れ物なくしなよ、とかは言いませんでした。

周りから見たら、本当ダメなお母さんだったとかもしれません。

できていることや、本人のこうなりたいって気持ちはできるだけ

見守れる限りは見守りたいって、自分なりに子供の成長を信じていました。

集団生活の中では、みんなと同じように素直に先生の言う通りにできないことばっかり

だったけど、本人がしたいっと思えたことは応援しようと思いました。

だって、学校では認められることが少ないんだから、

学校は大事な学びの場だけど

でも学校というところだけが全てではないし、

きっと長男が活躍して認めてもらえるところはきっとあるはずだって思っていました。

親の言うことをきちんと守って、集団生活にも順応力している子に、なんでそんなことできるのって

私の育て方が間違っているのか悩んだり、他のうちが羨ましくて、悔しくて、泣いたことも

いっぱいあったけど、でも本人ができること、したいと思うことは人に迷惑をかけない限り、

応援しようと決めていました。

だから、ハイパーレスキュー隊に入りたって言った時には、とても嬉しく感じました。

だって、自分のことだけを大事に思うだけじゃなくて、命と熱意をかけて人を救うんだって使命を

持っている姿に感動して、そしてそれになりたいと言う息子を誇らしく思えたから。

高校生の時に、長男は実際にハイパーレスキュー隊を一人で見に行きました。

今は違う道に進んでいるけど、自分がこれっと思ったことにまっすぐで妥協しないところ

私も見習いたいと思うのです。

ヒーターの前を陣取る我が家のワンコたち。

早く暖かくならないかな。

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