とにかくよく喋った、そして聞くに徹した

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発達障がい

我が家の発達君は中学はほとんど学校に行きませんでした。

だから成績がつけられないとかで、評定が0のものもありました。

長い不登校時代があったけど、それについては、また別の機会にお伝えしたいと思います。

中学卒業後は住んでいる地域とは少し離れた高校と縁があり、登校することになりました。

すると、毎日学校に行き、そしてメキメキと自分の興味の赴くままに先生と仲良くなり

休みの日も学校に行くようになりました。

その変貌ぶりには驚きました。

学校から帰ってくると、必ず1時間近く私に一日あっとことをズーっと

話をしてくれました。

とにかく一部始終を全部話してくれるので

取り止めもない話のようですが、

一日過ごしてうけたいろいろな刺激を

話すことで整理しているようにも感じました。

私はとにかく聞き役に徹し、聞いてもらえるという

安心感を与えられるようにしたいと思いました。

私の母親が私と彼の様子を見て、びっくりしたことがありました。

私の周りを彼がグルグルしながら、ずっと喋っているので

不思議に感じたようでした。

友人もでき、一緒に出かけるようになったり、

部活を立ち上げたり、興味のある分野でいろんな人と繋がったりして、

一気にエネルギーが開放されたようでした。

また先生方も素敵で、彼の興味のある分野に精通していたりして

突拍子もないことでも、やってみればいいとどんどんやらせてくれました。

彼の伸び伸びとした様子を見て、私もいつしか、自分の心も視野も気づかないうちに、

狭く固くなっていたことに気づきました。

環境って大事だなって感じました。

中学はひたすら存在を消すように過ごしていたけど、

高校ではこんなに自分を出して伸び伸びできるなんて

不登校だったことが嘘のようです。

だからもし、本当に辛くて今いる場所にいられないなら

逃げたっていいし、自分の合う場所に早く移った方が

いいって思います。

でも、小学校や中学校はそう簡単には行かないですよね。

いろんな選択ができるようになればいいなと思います。

彼がたくさん喋ってくれたことも、今日は何があったんだろうと

嬉しくて家事をしながらいつも聞いていました。

彼が高校を卒業して、家から巣立っていったとき、

あの楽しいおしゃべりがなくなったことで

最初の1年は寂しくて仕方ありませんでした。

あんなに喋っていたのに、今は誰に話しているんだろう、大丈夫だろうかと

心配で仕方ありませんでした。

今でも高校時代の友人とは仲良しのようで、

職場では上司から可愛がられているようです。(多分)

でもあのたくさんのおしゃべりがあったから

巣立っていったのかなって思う時があります。

土曜日の朝に、冷蔵庫にある野菜を

とにかく細かく刻んで挟んでみました。

ラップで巻いてみると、ちょっと

オシャレじゃない?と思ったので

撮ってみました。

 

 

 

 

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