教科書はダブルで用意

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発達障がい

息子は忘れ物や失くし物がとても多かったです。

文房具や傘は一体いくつ失くして、そしていくつ買ったか

わからないです。

小学校では、時間割に合わせて教科書を持っていくことが

とてもできず、最終的には全部学校に置いてきていました。

次の日、忘れないようにと彼なりの対策だったようです。

時間割を見て、教科書を持ってこれない理由の一つに、

連絡帳を書くということが苦手だったこともあります。

書くことが苦手で、なぜ書かないのかと何度も学校では

注意されていたと思います。学校のお便りとかも、

家に届くことはあまりなく、提出期限が過ぎて

学校から催促の連絡がきて気づくこともしょっちゅうでした。

学校からしたら、「あの親子はだらしがない」と思われていたと思います。

小学校から中学に上がる時に、教科書を全部学校に置いてくるのは

流石にまずいだろうと思い、事前に中学校の先生と相談をしました。

相談をした結果、教科書を全部2冊ずつ購入することにしました。

教科書一式は学校に、もう一式は家に置いておくという物でした。

そうすれば、本人が何を持ってきて、何を置いて来ればいいか混乱せずに

すむと思ったからです。

そんなことも中学生になってできないのかと、思われてしまうかもしれませんが、

それほど、持ち物管理が大変でした。

当たり前のことが、当たり前にできるって難しいことでした。

なんの疑問を感じることなく自分がやってきたことが、

なんで息子にはできないんだろうとよく悩みました。

当たり前って何?普通って何?そんな疑問がいつも

ぐるぐるしてました。

なんの疑問のなく、言われたことがキチンとできる他の子たちが、

すごくすごく遠くの存在に感じたり、自分の育て方がやっぱり間違ってるんじゃないかと

自分を責めたりと訳がわからず悶々としていました。

でも私がいくら悩んだって現状は変わらないし、何も進まないから、

息子ができないんなら、できる仕組みを作ってやればいいんだと思うようになりました。

正しいことを正しく言う夫は、息子を叱るばかりでした。

それはそれは、大変でした。朝から夫は叱るから、息子はパニくります。

息子の気持ちを落ち着かせるのが大変でした。

そんな夫に対し腹が立ち、「言って分かるなら、とっくにできてるわ!」と

いつも腹の中で叫んでました。

夫の言動は、母親である私に対する批判でもあるように

感じることもありました。

わかりやすく行動できるようにする仕組みを”構造化”とか言いますけど、

何がいいのかなとやって試しての繰り返しです。

結局、一番大変な思いをしているのは、息子自身なんだから

きちんと大変さを理解して、代弁してやらないといけないし、

大変さばかり強調しても、何も生まれないから

どうしたら、もっと楽にできるのか、考えていくことも必要と

思いました。学校の先生は集団を動かすことを中心に考えているから

個に注目する余裕はないし、結局のところ、家庭の責任的な

雰囲気がいつもあった気がします。

でも彼が高校へ行き伸び伸びと成長していった様子を見ると、

環境はものすごく重要と思います。

個を殺すも生かすもどちらもできる教育は恐ろしいと思います。

世の中も進化しているから、教育も進化して行ってほしいなと思います。

今でこそ、パットが普及してきていますが、あんな重たい教科書を

小さい小学生が毎日背負って帰るのも大変と思います。

しかし、結果的に教科書ダブル作戦は、あまり意味がなかったのかもしれません。

なぜなら1年の2学期から、ほとんど学校へ行かなくなったからです。

完全に外界をシャットダウンしたように見えました。

教科書どころじゃなくなってしまいました。

季節は進み、世の中はすっかりクリスマス仕様ですね。

カップが可愛いのでとってみました😆

スタバのないところに住んでいるので、

スタバを見かけると、すぐ入ってしまうのです😝

 

 

 

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